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国際通りは第2次世界大戦で廃墟となった沖縄でいち早く復興を遂げ、沖縄を代表する商店街へと発展し、「奇跡の1マイル」と呼ばれ多くの県民に親しまれてきました。 当初は街路樹としてシダレヤナギが植栽されていましたが、台風に対して弱いため検討がなされ、植栽環境に強く郷土樹種でもあるイスノキが植栽されました。しかし、南国のイメージとかけ離れており、枝が茂り過ぎて商店の看板が隠れる等の苦情が絶えず、平成18年に沖縄県固有のヤエヤマヤシが植栽され現在に至っています。トロピカルイメージを持ち台風や病害虫に強く、かつ適度な緑陰を提供しながら、商店の看板の邪魔にならない等、見事な街路樹選定と言えましょう。