街路樹診断

街路樹診断とは
・病害や障害などにより、樹勢や樹形など樹木の活力が著しく衰退し、回復不能となったもの
・腐朽菌の侵入による材質腐朽、胴枯性の病気、衰退や枯死につながる害虫の侵入など被害の顕著なもの
などを診断により早期に把握し、樹木の健康状態を明らかにして、適切な処置を施すことです。
また、データに基づいた将来管理のための樹木診断カルテを作成することにあります。

街路樹診断には、目視や打音などによる人間の五感を用いた診断(外観診断)と内部の腐朽の進行状態を確認する専用機械を用いた診断(精密診断)があり、その一連の作業を街路樹診断といいます。これらの診断によって処置が必要と判定された樹木は、伐採・更新、外科的処置、内科的処置、環境改善などの処置が施されます。これらの診断技術は、近年では街路樹に限らず公園緑地など都市樹木の安全管理として広く活用されています。

街路樹移植適性度診断

街路樹移植適性度診断とは
街路樹を移植する必要が生じたとき、その移植・復植の対象となる樹木に対して
 ①現状が健康であるか(上記の街路樹診断と同様な診断をします)
 ②移植が可能であるか
 (移植とは、街路から掘り取り、他所へ定植または圃場へ仮植することです)
 ③復植が可能であるかどうか
 (復植とは、圃場にて仮植された樹木を再利用のため移植することです)
について技術的な面から診断を行うことです。

街路樹移植適性度診断は、移植しようとする街路樹の現在の健康状態をふまえて、移植が樹木の生育に及ぼす影響を予測し、移植の可否のほか、適切な移植方法をコンサルティングすることです。
適性度診断に基づき、復植、伐採、他所での再利用、更新植栽などが決定されます。

街路樹の病障害事例

ベッコウタケ

コフキサルノコシカケ

腐朽による倒木

街路の建築限界進入

クビアカツヤカミキリ

ナラタケによる樹皮欠損